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menu(メニュー)の配達員の報酬の仕組み~実際の収入、給料はどれぐらい?

こちらの記事ではフードデリバリーサービスのmenu(メニュー)の配達員の報酬の仕組みについて解説していきます。

実際の給料や時給が、どれぐらいになるのか?menuで報酬を増やす上で最も重要な部分などについても併せて紹介しています。

menu(メニュー)の配達員はどれぐらい稼げる?
報酬の仕組み
稼ぐ上で重要なポイント

などを中心に紹介していきます。

menu(メニュー)の配達員として働きたい
他社の配達員だけれど、掛け持ちで働きたい

といった方は是非ともご覧になってみてください。

現在、フードデリバリー業界で最もおすすめなのが出前館。
配達単価も高額なので本業、副業ともに働きやすくなっています。

>> 出前館配達員募集ページ(公式サイト)

登録方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:出前館配達員の登録方法と働くまでの流れ~必要書類、所要日数は?

menu(メニュー)配達員の給料、収入はどれぐらい?

menuの配達員の給料は完全歩合制で、配達件数が増えれば増えるほど報酬が増えていくシステムになっています。

これに関しては他のフードデリバリーサービスであるウーバーイーツ、DiDiフードと同じ仕組みです。

ただし、報酬システムは他社とは異なる部分も多く、向き不向きがあるのもmenu(メニュー)ならではかもしれません。

都市部と郊外でも収入に差はあり、注文が多い東京23区内では1日で2万円を超えることも珍しくなく、半日程度で1万円を超えたという報告も多数挙がっています。

2021年4月時点では横浜市、大阪市、福岡でも東京に近い水準で稼ぐことができるようになっていますが、いずれも中心部になるにつれて稼ぎやすい傾向があります。

逆に郊外や2021年に入ってからサービスが始まった新エリアでは、まだまだ注文数そのものが少ないため、時給換算で1000~1200円というのが一つの基準となっています。

menuの配達員の仕事はノルマなどはありません。疲れたら配達アプリでオフラインにして休憩したり、帰宅することもできます。どれだけ稼ぐかは自身の自由となります。

1日の収入がどれぐらいになるかはmenuの注文数と配達員の数で変動し、注文数が増えるほど配達員一人あたりの報酬は増える傾向があります。
雨の日、暑いor寒い日は特に顕著で配達員にとっては稼ぎやすくなります。

逆に春や秋の過ごしやすい時期になると注文が減り、配達員が増える傾向にあるので、一人あたりの報酬は下がります。

なお、menu(メニュー)には他のフードデリバリーサービスにはないレベルアップ報酬というものが用意されており、配達を重ねていくことでボーナスのような形で通常の配達報酬に加算されていきます。

menu(メニュー)配達員の給料の仕組み

menu(メニュー)の配達員の給料・報酬システムですが、配達ごとに発生する配達報酬とインセンティブ(ボーナス)の2つからなります。

インセンティブは一定回数の配達を完了することで貰えるレベルアップ報酬、ランクが上がることで増額されるランクボーナス、そしてピークタイム報酬があり、これらを合算したものが配達員の給料となります。

報酬の仕組み

1.配達報酬
2.インセンティブ
(レベルアップ報酬、ランクボーナス、エリアブースト)

それぞれについて見ていきましょう。
説明だけではイメージしづらいかと思いますので、最後に実例も合わせて紹介致します。

現在、日本全国の多くの地域でサービスが始まっていますが、どのエリアであっても報酬携形態は基本的に同じです。

配達報酬

これは配達一件ごとで貰える報酬となります。
計算式で定められており、注文を受けてお店に向かうまでの距離(ピック料金)、お店からお客さんの場所までの距離(ドロップ距離)が長くなるにつれて報酬は多くなります。

配達報酬の計算式

①基本料金+②距離(km)×距離(km)×20=配達報酬

① 基本料金
260円

この値は固定となります。
以前までは230円でしたが、現在は260円にアップしています。

大きな改定がない限り、変わることはありません。

② 距離料金

走った距離が増えるにつれて加算されていきます。

menuは料理を受け取りに向かうピック、注文者に届けるドロップで走った距離が合算されて計算されるのですが、配達ごとの総走行距離が二乗で計算されるため、距離が遠くなるにつれて報酬額は大きく上がります。

例1.
ピックに1km、ドロップに1kmの合計2kmを走ったとします。
これは配達依頼の中でもかなり短い距離になるのですが、これを先ほどの計算式に当てはめます。

①基本料金+②距離(km)×距離(km)×20=配達報酬

260+2×2×20=340円
報酬額は340円になります。

次は距離が伸びたパターン。

例2.
ピックに3km、ドロップに3kmの合計6kmを走った場合。
そこそこの距離になります。

260+6×6×20=980円

人によっては6kmと聞くと避けたくなるかもしれませんが、menuではこのように距離が伸びた方が効率良く稼ぐことができます。

距離 配達料金
1km 280円
2km 340円
3km 440円
4km 580円
5km 780円
6km 980円
8km 1540円
10km 2260円

menuに関してはクエストというものが存在しないため、報酬を増やすためにはいかに長い距離を走るかというのが重要になります。

インセンティブ

インセンティブはレベルアップボーナス、ランクボーナス、エリアブースト、深夜・早朝料金の4つからなります。

先ほどの配達報酬に、このインセンティブを合算した金額が受け取る報酬となります。

それでは1つずつ解説していきます。

レベルアップ報酬

menu(メニュー)ならではの配達員の報酬システムがレベルアップ報酬です。

menuには配達を1件完了させるごとに10EXPという経験値のようなものが加算される仕組みになっており、これを一定の値に到達するごとにボーナスのような形で付与されます。

ランチ、ディナー等のピーク時間や雨天時は1件あたり20EXP、30EXPに増額されるので、達成までの時間を短縮することができます。

配達員にとっては非常に有難く、日々の配達業務のモチベーションになっているという声が多数挙がっています。

累積EXPと付与される報酬額は以下のとおり。

序盤は配達を1回~数回完了するごとにレベルが上がっていき、その都度、報酬が支払われます。

レベルが上がるごとに100円単位で貰え、レベル17到達で5000円、レベル24で5000円、レベル31で10000円と所々で高額になっています。

もちろん、先ほど紹介した配達報酬とは別で付与されます。

ランクボーナス

先ほど紹介したEXPを貯めてレベルが上がっていくと、配達報酬が増額されるランクボーナスというものがあります。

どれだけ増額されるかはランクによって変わるのですが、最少でC1の1.02倍、最大でS5の2倍にもなります。

下記の画像を見てもらえれば分かるとおり、配達件数を重ねてランクを上げていくことで報酬が増額されます。こちらも配達員にとっては非常に有難い制度の一つでもあります。

どのランクになるかは直近8週間で獲得したEXPで算出され、毎週月曜日にランク判定が行われて倍率が切り替わる仕組みとなっています。

全ての配達員がC1からスタートします。A1まではランクが下がることはありません

エリアブースト

ランチタイム、ディナータイム等の注文が増える時間帯に配達料金が上乗せされるエリアブーストというものがあります。

下記のように地図上に赤い枠で表示されます。

天候が悪かったり配達員が少ないエリアで発生し、そのエリアにあるお店の配達を完了させると表示された金額が配達報酬に加算されます。

画像のように、配達の度に200~300円が加算されます。

現時点では最も低くて+100円、最高で+1000円ものエリアブーストがついたことがあります。

ただ、これは運の要素もあり、エリアブーストが付いていたからといって配達に呼ばれやすいというわけではありません。

あくまで「貰えたらラッキー」と考えるぐらいがいいかもしれません。

深夜・早朝料金

これは24時間営業のエリアに限ったものですが、0時~9時の間に配達を完了させると、1件あたり400円ものインセンティブ料金が加算されます。

現時点では24時間営業は東京23区のみですが、いずれは他の地域も24時間営業になる可能性があります。

チップ

menuには注文者から配達員にチップを贈る機能があり、いただいたチップは100%配達員のものとなります。

ただ、チップの文化が根付いていない日本では貰う機会が少ないのが現状です。

注文者までの距離が遠い、雨天時、深夜などはチップをいただく可能性は高くなりますが、どちらにせよ、貰えたらラッキーぐらいの気持ちでいた方がいいかもしれません。

東京は他の都市に比べ、チップを貰う機会が多い傾向があります。

手数料

手数料は本来10%とされていますが、2021年4月現在は0円となっています。

配達員が全国的に揃うまでは手数料は発生しないとアナウンスされています。

実際の報酬額、時給はどれぐらい?

実際の報酬額や時給はどれぐらいになるかですが、一般的な配達距離を運んだ時の報酬額から割り出してみます。

計算式のおさらい

①基本料金(260)+②距離(km)×距離(km)×20=配達報酬

例1.

お店まで2kmの距離、お店から注文者の場所まで3km。(計5km)
基本料金+5×5×20

260+500=760

760円

例2.

お店まで1kmの距離、お店から注文者の場所まで3km。(計4km)

基本料金+4×4×20
260+320=580

580円

ピック&ドロップで5km、4kmという距離で、760円、580円という配達報酬は他の競合他社と比べてもかなりの高額設定になっていますし、全配達員が貰えるランクアップ報酬を加算すればさらに上がります。

また、1時間で配達した報酬で計算すると時給を割り出すこともできます。
先ほどの例に挙げた760円、580円を1時間で配達した場合、時給は1340円となります。

これ以上に給料を増やすならば、ピック&ドロップの際に素早く動いたり、お店から呼ばれやすいエリアに待機する、エリアブーストが発生しているエリアで待機するといった工夫が必要になります。

日給となると大きな差となるのは言うまでもありませんね。

また、先ほどもお伝えしたとおり、menuに関しては配達距離が伸びるほど美味しいシステムになっています。

一度、10kmの距離を配達したことがあるのですが、1件で2000円にもなりました。

260+10×10×20=2260円

これは他社ではありえないです。
10kmというのは自転車の方にとっては体力的に辛いところですが、報酬がここまで跳ね上がるとなると話は別です。

トラブルがない限り、1時間以上かかることはないので、この配達1件だけで時給2000円ということになります。

menuとUberEatsはどっちが稼げる?

距離による加算額が高額であるというのはmenuの大きな長所でもあるわけですが、他のフードデリバリーサービスと比較してみるとどうでしょうか。

フードデリバリーといえばUberEatsが最も知られた存在です。
抜群の知名度で日本国内でも多くの地域がサービスエリアとなっていますが、menuと比較して、どちらが稼げるかというのは一概には断定できません。

具体的に言うと、menuとUberEatsでは報酬システムが大きく異なるため、同じフードデリバリーサービスではあるものの働き方は変わってきます。

特にこの両者は真逆で、効率よく稼ぐためには自身に合った方を選ぶ必要があります。

menuがおすすめなのはこんな人!

では実際にmenuがおすすめの人はどういった人なのか?という話になりますが、主に下記に当てはまる方はmenuの方が適しています。

menuはこんな方におすすめ

1.副業で短時間で働きたい人
2.配達するのは長くても8時間
3.クエストに追われたくない
4.自転車、バイクで走るのが苦ではない
5.自由に働きたい
6.好きな時に終わりたい

特に3の「クエストに追われたくない」、5の「自由に働きたい」、6の「好きな時に終わりたい」に該当する方は圧倒的にmenuの方が適しています。

というのも、UberEatsは報酬全体のうち、クエストの占める割合がかなり大きくなっています。
言わば配達一件あたりの報酬は少なめ(自転車の場合、多くが350~400円)で、配達件数を増やしてクエストクリアによって付与されるボーナスで報酬を増やしていくスタイルになっています。

DiDiフードも同じタイプになります。

そのためには長時間オンラインにして多くの配達を重ねていかなければならず、副業や短時間しか働けない人にとってはかなり不利なシステムになっているのです。

一方、menuは報酬全体の99%が配達報酬によるもの。
UberEatsのような高額クエストこそありませんが、配達1件あたりの報酬額が高めに設定されていて、配達ごとの報酬で稼ぎを積み上げるスタイルになります。

出前館、フードパンダが同じタイプになります。

一件あたりの走る距離は確かに長くなりがちですが、報酬額が大きいため、少ない件数であっても十分な収入になります。

先ほどの例のようにピック&ドロップで5km走って760円、10件こなすだけで7600円と他社と比べてもかなり高額です。

クエストをクリアするために件数をこなさなければならないUberEatsに比べると、自由度が高くなっているのがmenuの魅力でもあります。

短い距離の配達を何度も繰り返し運ぶのが良いという方はウーバーイーツやDiDiフードが相性が良いです。

報酬の振り込み日

menuで稼いだ報酬は毎月15日に登録しておいた口座に振り込まれます。

ウーバーイーツやDiDiフードが週払いであることを考えると、利便性という部分では劣っていましたが、2020年7月からは即時引き出しシステムというものがあり、稼いだ報酬を好きなタイミングで振り込んでもらえるようになりました。

やり方はmenuの配達アプリ内の出金と書かれた箇所に進んで申請するだけ。
最短15分で自身の口座に振り込んでもらうことができます。

手数料が400円発生しますが、20000円以上の出金で手数料は無料になります。(月に4回まで)

まとめ

menu(メニュー)の配達員の魅力はなんといっても報酬額です。

長い距離を配達した時の報酬額は高額であるため、UberEatsやDiDiフードのように一日に20件も30件も重ねなくとも十分な収入となります。

逆に長い距離を走るのが苦手だったり、回数を重ねたいという方にはあまり向いていません。

このあたりの相性というのも重要になってきますが、距離を走るというのが苦ではないという方にはmenuは非常におすすめと言えます。

関連記事:menu(メニュー)配達員の登録方法と手順~登録に必要なもの、配達開始までの日数はどれぐらい?

現在、フードデリバリー業界で最もおすすめなのが出前館。
配達単価も高額なので本業、副業ともに働きやすくなっています。

>> 出前館配達員募集ページ(公式サイト)

登録方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

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