出前館 宮城エリア｜業務委託配達員は稼げる？報酬の仕組み、人気エリア、登録方法を紹介！

全国規模でエリアを拡大している出前館ですが、２０２１年より宮城県でもサービスが開始されました。

宮城県内といえばUber EatsとシェアNo1の座を争い、下からはドアダッシュが猛追しているエリアですが、今回の記事では出前館の宮城エリアの配達員の仕事内容、報酬システム、他社にはない出前館ならではの特徴や配達エリアについて紹介していきたいと思います。

・宮城（仙台）で出前館の配達員として働きたい
・掛け持ち用として登録しておきたい
・Uber Eatsの単価の低さに不満

こういった方には特に参考になる内容となっています。

出前館が宮城で配達員を募集中

現在、出前館は宮城県内の広いエリアで料理を運ぶ配達員を募集しています。

配達エリアは仙台市を中心に石巻、陸前高田などで、そのエリアに行けさえすれば配達員として働くことができます。

出前館の魅力は高額な報酬単価。

Uber Eatsは３００～４００円、ドアダッシュだと４００～５００円に設定されていることが多いですが、出前館は最低でも６６０円と非常に高単価になっています。

単価が高くなっていることで、少ない配達件数でも十分な稼ぎになるため、副業としても適しています。

また、出前館では定期的にお得なキャンペーンが実施されており、常に何かしらの料理が割引価格で注文することができるようになっています。

春や秋の閑散期であっても一定の注文が入るため、ある程度の報酬が見込めます。

なお、元祖フードデリバリーといえばUber Eats。

宮城県内においても注文数は出前館よりも多いのですが、配達員の数が飽和状態であるため、一人あたりの配達件数がなかなか伸びないという傾向があります。

仙台市内もピークタイムは注文は増えて配達に呼ばれる頻度は高くなっていますが、アイドルタイムや夜の８時を過ぎてくると待機時間が増えて思うように稼げなくなります。

そういった部分を踏まえると、まだまだ配達員は多くなく、一定の注文数が期待できる出前館は働く上で非常に魅力的なサービスであるといえます。

>> 出前館公式サイト

出前館宮城の営業時間

出前館の宮城での営業時間は仙台市内は朝７～夜１２時となっています。

拠点でいうと仙台拠点の管轄になるのですが、しっかりと稼ぐのであればまずは仙台拠点への登録は必須といえます。

※現在は複数拠点への登録が可能になりました。

それ以外のエリアは朝９時から夜９時となります。

今後、サービスエリアが拡大していくとされていますが、まずは朝９時スタートで成熟してくると朝７時スタートという形になると予想しています。

なお、配達員は上記の範囲内であればいつでも働くことができます。

予定の合間や朝だけといった働き方が可能になっています。
ノルマなどもありません。

ただし、本格的に稼ぐとなると注文が集中する昼前の１１時頃から１３時、夕方の１７時から１９時は外せません。

出前館宮城の配達エリア

出前館の宮城県における配達エリアは以下のとおり。

注目すべきはやはり仙台市。
ブーストも高く、ピークタイムを中心に多くの注文が入り、稼ぐ上で重要なエリアになります。

ドアダッシュやmenuよりも遥かに多い注文が入るので配達に困るようなことはありません。

拠点一覧

宮城県内には３つの拠点があり、それぞれの拠点が各エリアを管轄しています。

エリアはまだまだ狭いですが、今後は拡大していくとされています。

拠点の選択は登録作業の中で行い、登録後に追加して複数のエリアで稼働することもできます。

先ほども紹介しましたが、配達に行けるのであれば仙台拠点は登録しておいてください。
ブーストもそこそこあるので、単価も高めになります。

出前館配達員の特徴

出前館配達員がやるべき仕事は他のフードデリバリーサービスとほぼ同じですが、独自のルールのようなものが存在します。

差配システム

出前館ならではのシステムの一つ差配システム。

他社では配達員自身が配達の呼び出しを受諾するか拒否するかといった形ですが、出前館は注文一覧画面に表示され、配達員が早押しで取っていく形になっています。

一覧画面で表示されるのはお店の名前と商品の受け取り時間、注文者の大まかな住所、お届け時間。

これらを見て、「行けるのであれば取る」というのが基本となります。

次の「配達報酬」でも書いていますが、出前館は届ける距離や時間に関係なく配達単価は一律です。

そのため、配達距離が短い傾向にあるチェーン店は争奪戦状態で、中でも短時間で配達が終わるマクドナルドは誰もが欲しい案件です。

このあたりのチェーン店を取れるかどうかが効率よく稼ぐ上でポイントになります。

また、出前館では注文を取った後も一覧に表示されている他の注文を新たに取ることができます。

その時点で運んでいる配達の終了時刻と場所を頭に入れ、その地点から向かいやすいお店ならば取る

この流れをスムーズに作ることができれば効率よく稼ぐことができます。

土地勘のあるエリアだと、より効率よく立ち回ることができます。

配達報酬

現時点では配達一件あたりの報酬は距離に関係なく固定化されており、宮城県内は６６０円となります。

どれだけ近くても遠くてもこの６６０円という単価は一律です。
効率を考えればお届け先が近い注文を取りたいところです。

宮城県では仙台市内に加盟店が集中していることもあり、配達あたりに走る距離は短くなるのに対し、郊外になるにつれて距離は伸びてきます。

ブースト制度

出前館では各エリアごとにブーストというものが用意されています。

ピークタイムを中心に１．１倍、１．２倍といった形で設定されており、配達単価は高くなります。

より沢山稼ぐならば、ピークタイムを狙って稼働したいところです。

推薦オファー

さらにもう一つの推薦オファー。

注文一覧の中に赤色で表示されている注文があるのですが、これはお届け時刻が迫っている緊急の案件を表しています。

この配達に限り通常の報酬から３０％加算されます。

推薦オファーは配達員が少ないエリアで多発する傾向にあり、中心部よりも郊外でよく見られます。

通常の配達よりも時間が迫っていますが、単価を上げたい方は是非とも覚えておいてください。

通知ボタンの存在

出前館では商品の受け取り時刻の５～１０分前になると、通知ボタン（通称ゴング）によってお店に知らせるというルールがあります。

お店側は通知が入ると、「配達員が間もなく到着します」というアナウンスが入り、商品を渡す準備に入ります。

是非とも有効に活用したいところです。

なお、出前館ではスムーズに料理を受け取れるかがポイントになります。
お店に到着したのに料理が出来ていない。というのだけは避けたいところです。

ただ、忙しい時間帯は店頭客の対応に追われて準備に遅れるお店は存在します。

お店に到着次第、店員に声掛けして準備してもらう等といった対応が求められるケースもあります。

現金対応と返金方法

出前館では配達員側で現金払いの注文者を受け付けるかどうかを選ぶことができるのですが、受け付けることをおすすめします。

お釣りを用意したり、現金のやり取りが必要になりますが、注文一覧で表示される案件は大幅に増え、配達はしやすくなります。

中には面倒に感じる方もいるかもしれませんが、それだけの価値はあります。

※出前館のお客さんは現金払いの方が多い傾向があり、決して軽視することはできません。

現金払いの対応をすることで気を付けたいのが、受け取った代金の返金方法。

出前館では代金を受け取った翌々日の夜までにコンビニ決済で入金するシステムになっています。

※金・土・日は火曜日が期日になります。

配達に必要なもの

配達において必要になるのはスマホ、車両（自転車、バイク等）、配達バッグ。

この３点は基本セットとなり必須です。

これ以外にもモバイルバッテリーやスマホホルダーも必要になりますし、汁物対策として、バッグの中で料理を固定する緩衝材（サバイバルシートがおすすめ）も用意しておきたいところです。

どんなものがいいのか分からない、手っ取り早く知りたいという方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事：ウーバーイーツ、出前館の配達員として働く上で必要なものと用意した方がいいもの

なお、出前館では他社の配達バッグの使用が認められていますが、使用に際しては他社のロゴをマジックで塗りつぶしたり、テープ等で覆うなどして隠す必要があります。

身だしなみ

業務委託配達員は基本的に服装は自由です。

ただし、短パンやサンダル、極端に派手な服装での配達は正式に禁止されているので注意が必要です。

それ以外に関しては特に決まりはありませんが、食品を取り扱う以上、最低限、気を配りたいところではあります。

配達員報酬の支払い日

日々の配達で稼いだ報酬は毎月５日、２０日前後に支払われます。

上旬（１～１５日）稼働分は２０日前後、下旬稼働分は翌月の５日前後となります。

手数料などはありません。

支払い最低金額もないので報酬が僅か数百円であっても、しっかりと振り込まれます。

出前館配達員の仕事内容

出前館配達員の仕事内容はUber Eats等と同様、配達アプリ内で全て完結します。

その配達アプリも非常にシンプルな作りになっているので、既に他社で働いている方は何の問題もなく稼働することができるはずです。

配達員用アプリは以下のアイコンになります。

手順１．

配達アプリを起動し、「ログイン」と書かれたボタンを押し、配送手段の選択をします。

「バイク」、「自転車」の二択になっているので、配達員登録時に届け出ていた車両を選び、「業務開始」ボタンを押します。

手順２．

「オファー」と書かれた下に注文案件が表示されていきます。

ここにはお店と注文者の場所、お届け時間が表示されているので、確認した上で受けるか判断します。
※早押し制なので、人気店や短距離案件は早めに取るようにしましょう。

手順３．

受け取り時間が近くなってきたら、お店へ向かいます。
その際、通知ボタンを押して、間もなく到着するという旨を知らせます。

手順４．

お店の方と注文番号、商品の内容を確認して受け取ります。

手順５．

「配達開始」ボタンを押して注文者の元へ配達します。

手順６．

商品を渡したら「完了」ボタンを押して終了です。

基本的な流れはこのようになっています。

※何度も紹介していますが、現在は配達する注文案件は早押しによって他の配達員と取り合う形になっています。

早い者勝ちになっているので、受ける際は素早く判断してボタンを押す必要があります。

これまでは明らかにお届け時刻に間に合わないにも関わらず、むやみやたらに注文を取ったりと顧客やサービスのことを考えていない方が多数おられました。この新しいシステムへの変更は個人的には賛成です。

出前館配達員になるための資格・条件

出前館の配達員になるための資格・条件は以下の３つ。

基本的に１８歳以上で配達車両をお持ちであれば誰でも配達員に登録することができます。

なお、これは自転車で配達する方の場合で、バイクを使用する方は登録時に用意する書類は増えます。
詳しくは下記の配達車両の項目で解説しています。

配達車両

出前館の配達に使える車両は以下の３つ中から選択することができます。

自身が所有している車両はもちろん、レンタル車も許可されています。

なお、配達車両によって登録時の提出書類は異なります。

自転車の方は身分証明書のみですが、バイク等で配達される方はいくつかの書類や写真を揃える必要があります。

125cc以上のバイク、軽自動車の使用もできますが、こちらは事業用ナンバーを取得した車両のみ使用可能になっています。

出前館の配達員登録の手順

出前館の配達員登録は以下の手順で進めていきます。

手順１．

出前館の公式サイトで申し込む

>> 公式サイトはこちら

手順２．

自身の情報を入力する

手順３．

研修動画の視聴、理解度チェックテストを受ける
審査を受け、通過後にオンライン研修（資料をチェックするだけで終わります）

手順４．

必要書類をアップロードする

手順５．

オンライン面談

手順６．

LINEグループに参加

手順７．

拠点でキャップを受け取る

手順８．

ログインIDとパスワードを受け取る

以上になります。

手順は細かく分かれていますが、登録にあたって難しいことは特にありません。
登録完了までの所要日数は短くて１週間、長くても１０日ほどで終わります。

配達員に登録するまでの手順を詳しく解説しています。

出前館宮城エリアのまとめ

今回は出前館の宮城エリアに関して紹介してきました。

関東エリアと比べるとまだまだ発展途上ですが、今後はさらにエリアを拡大していくと公式に発表しており、ますますの繁栄が期待できます。

宮城県といえばUber Eatsだけでなくmenuやwolt等もサービス展開していますが、月に３０万円以上の高額報酬を狙うならば出前館がおすすめです。

高単価なので少ない配達件数でも十分な報酬になりますし、クエストに追われることもなく副業、専業どちらにも適しています。

他社で配達員として稼働している方、新たに配達員に登録したい方など、これを機に出前館の配達員に登録してみてください。

登録はこちらから

>> 出前館公式サイト

登録方法の詳細はこちらの記事をご覧ください。

関連記事：出前館配達員の登録方法と働くまでの流れ～必要書類、所要日数は？