北海道札幌市で間もなくDiDifood(DiDiフード)の配達員募集がスタートするという情報が入ってきました。
札幌市といえば、Uber Eats、ウォルト、出前館等、多くのフードデリバリーが既に参入済みの地域で、シェアの奪い合いが続いているのですが、DiDifood(DiDiフード)も、2021年秋頃に札幌市でサービスが始まります。
というわけで、今回の記事では北海道札幌市で始まるDiDifood(ディディフード)の配達員の仕事内容、報酬システム、他社にはない魅力や配達エリアについて紹介していきたいと思います。
・札幌で始まるDiDiフードの配達員として働きたい
・掛け持ち用として登録しておきたい
といった方には特に参考になる内容となっています。
DiDifoodは2022年5月末をもってサービス終了となりました。
現在、フードデリバリー業界で最もおすすめなのが出前館。
配達単価も高額なので本業、副業ともに働きやすくなっています。
登録方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
記事の目次
DiDifood(DiDiフード)どはどんなサービス?
DiDifood(DiDiフード)とはスマホ一つでお店の料理を注文し、配達員に届けてもらうフードデリバリーサービスです。
アプリ内に並んでいるお店と料理を選んで注文すると、DiDiフードと契約を結んだ配達員があらかじめ設定しておいた場所まで届けてくれます。
日本では2020年の4月の大阪からサービスがスタートして以降、福岡、広島、兵庫、京都など西日本を中心にエリアを拡大し、着々と知名度、国内シェアを伸ばしています。
そんなDiDifood(DiDiフード)の最大の魅力はキャンペーン等のイベントが豊富であるということ。
料理の代金が割引されたり、1000円以上の注文で配達料金が無料になったりと、お得に注文できるため、各都市でもサービスイン直後から多くの注文が入っています。
また、配達員という立場から見ると、稼ぎやすさというのが目を見張ります。
DiDiフードでは上記のようなキャンペーンを積極的に実施しているのですが、これによって注文数が増え、次々に配達依頼が入ってきます。
それに加えて他の地域で知名度を獲得していること、新規登録者向けのクーポンが5枚も配布されていることで注文件数が増え、スタートアップ直後から1日に20件以上の配達も十分に可能になっています。
DiDiフードの配車システムはかなり合理的です。はまった時はどのフードデリバリーサービスよりも稼げるといっても過言ではありません。※配車システムについては後ほど解説しています。
DiDiフード北海道(札幌)のサービス開始時期
DiDiフードの北海道、札幌市でのサービス開始は2021年の10月から11月頃になるという情報がありました。
これに関しては未定とされており、今後、変更になる可能性があります。
下半期に関東エリアで続々とサービスエリアを広げていくという噂があり、北海道はその前段階でサービスが始まると考えられます。
他社にはないDiDifood(DiDiフード)配達員の魅力
DiDifood(DiDiフード)の配達員には他社にはない特徴や魅力がいくつかあります。
1.注文件数が多い
2.ピックも報酬の対象
3.効率良く稼げる
4.保証が手厚い
現在、北海道ではUber Eats、menu、出前館、wolt、フードパンダがサービス展開しており、DiDifood(DiDiフード)は主要サービスとしては6社めになります。
稼ぎやすさ、働きやすさ等、それぞれに良い部分がありますが、DiDifoodは働く上で優れている部分がいくつもあります。
それぞれについて見ていきましょう。
開始直後から注文件数が多い
DiDifood(DiDiフード)ではサービス開始直後から様々なキャンペーンが実施されていたり、割引クーポンによって多くの注文が入ります。
キャンペーンの詳細は下記の記事をご覧ください。
関連記事:DiDifood(DiDiフード)北海道・札幌のお得なクーポン、エリア情報~加盟店、営業時間は?
通常、割引の対象が初回のみ、多くても2回目までというのが一般的ですが、DiDiフードで配布しているクーポンは5~6枚がセットになっています。
注文者1人あたりの注文数が多くなることで札幌全体の注文数も増えていき、配達員にとって稼ぎやすくなっているというわけです。
一方、気候的に冬場は過酷な環境になるため、他の都市と比べると配達員が揃わないところがあります。
過ごしやすい春、秋以外は注文数>配達員のバランスが崩れることは滅多にありません。
タイミングによるところがありますが、少なくとも長時間、配達に呼ばれずに途方に暮れるようなことはありません。
北海道に関しては他社も配達員の確保に苦労している傾向があります。
DiDiフードよりも先にサービスが始まったUber Eatsも例外ではなく、札幌以外のエリアでは注文数に対して配達員が足りないということが多々あります。(冬場は天候が良くても全く足りていません)
ピックも報酬の対象
DiDifood(DiDiフード)は料理を受け取りに行くピックで走った距離も報酬の対象となります。
通常、お店から注文者までの距離(ドロップ)のみが報酬対象となっていることが多かったのですが、DiDifoodではピック時も報酬に含まれるので、多少の距離があっても取りに行くメリットが出てきます。
他社の傾向を見ると、北海道、札幌では中心部こそお店が集まっていますが、お店がまばらになる郊外ではピック&ドロップで走る距離は長くなるところがあります。
このピック報酬があるというのは、中心部以外で稼働する方にとっては特に恩恵を受けることになります。
配達報酬に関する詳細は後ほど詳しく解説していきます。
連続して配達に呼ばれやすい
DiDifood(DiDiフード)では連続して配達に呼ばれやすくなっています。
料理の受け取り時や注文者のお宅に近づいてきたタイミングで次の配達に呼ばれることが多く、忙しい時間帯はこのループがひたすら続きます。
ポイント
特にランチやディナーのピークタイムは配車に呼ばれるのを待っている方よりも、配達中の配達員に優先して配車を振る傾向があります。単純な配達報酬だけで時給2000円を超えることも珍しくありません。
実際、配達員である管理人も、10件連続で呼ばれることが何度もありました。
その際の報酬は4800円、要した時間は僅か2時間。
時給換算で2400円と非常に高額になりましたが、これだけ稼げた要因は次で紹介する合理的な配車システムです。
配車システムが合理的
DiDiフードの配車システムは特殊かつ合理的で、配達に連続して呼ばれる傾向があります。
一度、配達に呼ばれると、立て続けに呼ばれる傾向があるため、待機することなく効率よく稼ぐことができます。
他にも、2件の配達を同時に行うダブル、3件同時のトリプルといったシステムもDiDiフードならではのシステムを採用しています。
通常、ダブルというのはUber Eatsに代表されるように、同じお店に入った2件の注文を別々のお客さんに届けるというのが一般的です。
それに対し、DiDiフードのダブルというのは、お店Aで商品を受け取った後に、別のお店Bに行き、それぞれのお客さんに届けるという形になっています。
同一店舗から別々のお客さんへ運ぶ形もあります。
さらにトリプルになると、お店Aで受け取った後にお店B、お店Cに行き、それぞれのお客さんに順に届けていくこともあります。
同じトリプルでも順路は様々で、お店Aでピック→お店Bでピック→注文者Bへドロップ→お店Cでピック→注文者Aへドロップ→注文者Cへドロップといったパターンもあります。
1件ずつピックしてはドロップする方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、上記のような特殊な順路はそれぞれが最短ルートだったりもします。
配達中のルートに効率的に配車してくるので、30分間で3件、2時間で10件の配達が可能になるというわけです。
とにかく稼ぎたい方、バイクの方や自転車で速く移動できる方にとっては、このシステムは有難く感じるはずです。
1件1件確実に届けたい、渡し間違いが怖い方は配達を拒否することもできます。
配達員への保証が手厚い
DiDiフードの配達員の補償制度はかなり手厚くなっています。
補償内容 | DiDifood | A社 | B社 | C社 |
退院 | 最大54万円 | 最大50万円
※実費精算 |
なし
※配達員が各自で加入必須 |
非公開 |
入院 | 最大162万円 | 最大47万円 | なし | 非公開 |
手術 | 入院中:9万円
外来:4万7千5百円 |
最大7万円 | なし | 非公開 |
死亡時 | 1200万円 | 最大1000万円 | なし | 非公開 |
後遺障害時 | 最大1200万円 | 最大1145万円 | なし | 非公開 |
DiDiフードに限らず、配達員をしていると、事故に巻き込まれたり、信号無視の自転車に追突されたりする可能性はゼロではありません。
どれだけ気を付けていても事故に遭う時は遭うものですが、DiDifoodではもしもの時のために手厚い保証が用意されています。
上記の保険が適用されるのは配達中の事故のみになります。
この配達中というのは、「配達リクエストの受付」から「配達完了まで」となっており、待機中の事故は適用外となります。
DiDifood(DiDiフード)の報酬制度
DiDifood(DiDiフード)の報酬制度は基本的な配達報酬、高額稼ぐ上で重要になるボーナスクエスト、配達報酬が増額されるピークタイムボーナスなどがあります。
既にUber Eatsの配達員として稼働している方にとってはおなじみの形となっています。
配達単価も同程度でしたが、5月にUber Eatsの報酬単価が引き下げられたことで、配達1件あたりの報酬はDiDiフードの方が高額になりました。
都市部になるにつれて差は歴然としています。
配達報酬の計算式
まずは基本ともいえる配達報酬で、配達が1件完了するごとに支払われます。
報酬の計算式はこのように定められています。
①基本報酬+②ピック料金+③ドロップ料金
①自転車:290円 バイク・軽自動車:300円
②自転車:45円/km バイク・軽自動車:50円/km
③自転車:45円/km バイク・軽自動車:50円/km
自転車よりもバイクの方が少し高くなっています。
※本来は10%の手数料が引かれるのですが、現在は全エリアとも0円になっています。
大半の配達は400~500円の範囲に収まります。
札幌市では中心にいくにつれて配達距離が短くなる傾向があり、単価は低くなりがちです。
逆にお店が少ないエリアでは走る距離が伸び、単価は上がります。
バイクの方は後者でもボーナスクエストをクリアすることができます。
ピークタイムボーナスの対象エリアの場合は、ここに100円~400円が上乗せされます。
基本報酬、ピック、ドロップ料金ともにバイク、軽自動車の方が高くなっています。
また、バイクの方が遠くの配達にも呼ばれやすくなるため、配達に呼ばれる頻度も少し高くなっています。
ボーナスクエスト
規定の配達回数を重ねていくとボーナスクエストというものが貰えます。
先ほどの配達報酬とは別で貰えるため、報酬を増やしたい方は是非ともクリアしたいところです。
上手く立ち回れば時給2000円を超えるDiDiフードですが、ボーナスクエストも含めるとさらに高額になります。
ボーナスクエストは月曜日~木曜日の4日間、金曜日~日曜日の3日間で毎週実施されています。
暑い、寒い時期や梅雨時など、配達員の不足が予想されると設定金額は上がる傾向があります。
実際、大阪や福岡で一ヶ月で30万円以上稼いでいる方は例外なくボーナスクエストをクリアしています。
ピークタイムボーナス
さらにもう一つのピークタイムボーナス。
配達員が不足していたり、注文が殺到しているエリアで発生します。
金額が表示されているエリアで配達を行うと先ほどの配達報酬に上乗せされます。
少し足りない程度であれば100~150円で推移し、天候が極端に悪い時は最大で400円になることも。
このシステムといえば、元々はUber Eatsが最初に採用したのですが、どれだけ配達員が不足していても、特定エリアでしか発生しないという問題点がありました。
郊外のエリアではまず発生することがなかったため、注文殺到エリア、閑散エリアそれぞれの配達員の数が歪になることが少なくありませんでした。
一方、DiDifood(DiDiフード)は、全てのエリアでこのピークタイムボーナスは発生するので、都市部でも郊外でも忙しい時は同様に配達単価が上がるようになっています。
DiDifood(DiDiフード)の報酬についてはこちらの記事で詳しく書いています。
関連記事:DiDifood(DiDiフード)配達員の給料、収入はどれぐらい?報酬の仕組みと各種ボーナスの詳細
配達員報酬の支払い日
日々の配達で稼いだ報酬は週払いで支払われます。
振り込み日は毎週水曜日。
前の週の月曜日~日曜日までの報酬が水曜日に口座に振り込まれるという形になっています。
手数料などはなく、支払い最低金額もありません。
配達1件、僅か400円の報酬であっても、しっかりと振り込まれます。
なお、注文者が現金で支払う場合、代金を配達員が受け取る形になっているのですが、その現金は前払いという形で受け取り、残りの差額が振り込まれる形を取っています。
DiDifood北海道(札幌)の配達エリア
北海道の配達エリアは札幌市内は確定しており、周辺エリアも含まれる可能性があります。
札幌市内:手稲区、西区、中央区、豊平区、清田区、北区、東区、白石区、南区
主に札幌駅を中心に、東西南北広いエリアをカバーしています。
Uber Eats同様、当初は札幌駅周辺に加盟店が集まっているので、特に駅に近い場所にお住まいの方は非常に有利な環境とも言えます。
これまでDiDiフードは政令市例都市とその周辺エリアを含んだ地域がサービスエリアになっていましたが、北海道に関してはひとまずは札幌市内のみでスタートする可能性が高くなっています。
DiDiフード配達員の仕事内容
DiDiフードの仕事内容は簡単です。
配達アプリをオンラインにし、配達に呼ばれたらお店に向かって料理を受け取り、それを注文者に届けるという、他のフードデリバリーサービスと全く同じです。
配達アプリの使い方は若干異なりますが、1、2件配達すればすぐに慣れます。
手順1.
配達アプリで「注文受付開始」と書かれたボタンをスワイプして待機します。
手順2.
注文が入ったらお店、お届け先までの距離が表示されます。
受るならば「受付」ボタンをスワイプ、拒否する場合は拒否ボタンを押します。
手順3.
お店に着いたら「到着」ボタンをスワイプします。
手順4.
お店の方に、#から始まる注文番号を伝えて商品を受け取ります。
手順5.
お届け先に着いたら「到着」ボタンをスワイプし、お届け先の詳細を確認します。
手順6.
注文者に商品を渡し、「受け渡し完了」をスワイプすると配達は終了です。
先ほど、DiDiフードの場合、「配達中、注文者の元に到着するタイミングで次の配達依頼が入る」と紹介しましたが、新しい配達依頼が入るのは、上記の手順3、手順5の「到着」ボタンをスワイプした直後になります。
この時に次も配達するならば、「受付」をスワイプし、お客さんに商品を渡した後に次のお店まで料理を受け取りに行くという流れになります。
DiDifood(DiDiフード)配達員になるための資格・条件
DiDiフードの配達員になるための資格・条件は以下の3つ。
・20歳以上
・顔写真付きの身分証がある
・配達車両がある
基本的に20歳以上で配達車両をお持ちであれば誰でも配達員に登録することができます。
なお、これは自転車で配達する方の場合で、バイクを使用する方はさらにいくつか用意する必要があります。
詳しくは下記の配達車両の項目で解説しています。
外国籍の方はこれらに加えて在留カードの提出が必須となります。
※裏面の「資格外活動許可欄」に就労可能の旨が記載されている必要があります。
配達に必要なもの
必ず必要になるのはスマホ、配達車両、配達バッグの3点になります。
厳密にはモバイルバッテリーやスマホホルダー等も揃える必要がありますが、これらさえ用意すれば配達することはできます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:ウーバーイーツ、DiDiフードの配達員として働く上で必要なものと用意した方がいいもの
既にUber Eats等の配達員として働いている方は新たに用意するものはありません。
他社のバッグの使用も認められているので、掛け持ちも容易になっています。
配達車両
DiDiフードの配達に使える車両は以下の3つ中から選択することができます。
・自転車
・原付バイク(125cc以下)
・バイク(125cc超)、軽自動車(いずれも事業登録済み車両に限る)
自身が所有している車両はもちろん、レンタル車も許可されています。
なお、配達車両ごとで登録時の提出書類は異なります。
自転車の方は身分証明書のみですが、バイク等で配達される方はいくつかの書類や写真を揃える必要があります。
125cc以下のバイク
運転免許証、自賠責保険証、ナンバープレート、車両写真
125cc以上のバイク、軽自動車の使用もできますが、こちらは事業用ナンバーを取得した車両のみ使用可能になっています。
125cc超のバイク・軽自動車
運転免許証、自賠責保険証、ナンバープレート、車両写真、車検証、任意保険証書
DiDifood(DiDiフード)配達員登録の手順
DiDiフードの配達員登録は以下の手順で進めていきます。
手順1.
DiDiフード公式サイトで申し込む
>> 公式サイトはこちら
手順2.
自身の情報を入力し、身分証明書などの書類の提出
手順3.
審査に受け、通過後にオンライン研修(資料をチェックするだけで終わります)
手順4.
DiDiフード札幌のパートナーハブに行き、配達バッグを受け取る
手順5.
アカウントが有効化され、オンラインが可能に
以上になります。
見てのとおり、登録するにあたって難しいことは特にありませんし、登録完了までの所要日数は短いと2日、長くても1週間ほどで終わります。
DiDifoodは2022年5月末をもってサービス終了となりました。
現在、フードデリバリー業界で最もおすすめなのが出前館。
配達単価も高額なので本業、副業ともに働きやすくなっています。
登録方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
DiDiフード北海道(札幌)のまとめ
DiDiフード配達員のおすすめポイント
1.注文件数が多い
2.ピックも報酬の対象
3.効率良く稼げる
4.保証が手厚い
秋ごろに札幌市でスタートするDiDiフード。
配達員登録の開始はおそらくサービス開始の2ヶ月前頃からになるとされています。
サービスが開始した直後はキャンペーンやクーポンによって注文数は増えるため、かなり稼ぎやすくなっています。
募集が始まり次第、こちらの記事でも紹介していく予定です。